ロシアンクラブカンパニーグループ、カニ漁船6隻分の建造契約を締結
ロシアンクラブカンパニーグループは、株式会社オカ造船所とカニ漁船6隻分の建造契約を締結した。CCa 5712LSプロジェクトのこの漁船は、活カニの漁獲・輸送に使用されており、同グループは、2023年のカニオークションの結果に基づき、投資義務履行の一環で発注したものである。契約総額は165億ルーブルとなっている。
契約は、カニ加工漁船・カピタン・スコヴペンの進水式の一環で、イリヤ・シェスタコフ連邦水産庁長官の立会いのもとで調印された。
「改革の第一段階は、その効率性を示してきた。漁業者が前向きな結果を見ながら、船団更新を継続する一方、造船業者が自分の高いプロフェショナルレベルを証明することは喜ばしい」と、シェスタコフ氏は指摘した。
「オカ造船所は、忠実で信頼できるパートナーとしての能力を発揮してきた。我々は、効率的な連携の継続と、2027年-2028年にわたる契約に定めた期間内の段階的な新造船の受領を期待している」と、サポジニコフ氏は述べた。
「オカ造船所の造船技能者は、機器やサービスの調達に関する制裁制限の考慮を含め、カニ漁船の建造において十分な経験を積んできた。これにより、納期や品質については、自信を持って新たな義務を引き受けることができる」と、スヴェトラーナ・ヴィクロバ氏は述べた。
CCa 5712LSプロジェクトの仕様
長さ57.70 m
幅12.60 m
航続期間40日間
全速力12.6ノット
主機関出力1620 kW
乗組員定員24名
活カニタンク容量435 m3